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公開日:2023.5.31   更新日:2023.5.31

【結婚式の受付】を頼んだ人へのお礼の方法。現金?それともプレゼント?詳しく解説!

結婚式の受付は、友人や職場の同僚、そして新郎新婦と年齢が近い親族などに頼む事が多いと思います。基本的に親しい人に頼むため、つい「かしこまったお礼はいいかな?」と考えてしまうかもしれませんが、ちょっと待って。結婚式の受付は、とても重要な役割を持つお仕事なんです。
ここでは、大切なゲストの一人であるとともに、ゲストをもてなす側にも立ってくれる、結婚式の受付を引き受けてくれた人へのお礼の仕方を詳しく解説していきます。

目次

1.受付は重大な役割!キチンとしたお礼が今後の関係性にも影響する

招待客数

結婚式の受付の仕事内容は下記の通りです。

  • 会場にいらしたゲスト一人ひとりへのご挨拶
  • ゲストからのご祝儀の受け取りや、ゲストへの席次表などのお渡し
  • 場合によってはゲストの誘導・案内なども

つまり、結婚式にいらしたゲストを一番最初にもてなすという接客の役割を持ち、そしてお金を扱う役割を持つのです。
そのため、責任は重大。その重要な役割を引き受けてくれた人にしっかりとお礼をすることは、今後の円滑な人間関係を継続する上でも、とても大切なことです。心からの感謝の気持ちを伝えるために、キチンとお礼をしましょう。

困り1

お礼って何が喜ばれるんだろう?相場とかもよく分からないなぁ〜

女性イラスト

受付を引き受けてくれた人へのお礼は、大きく分けて「現金」と「ギフト」の2つです。それぞれの具体的な内容をご紹介しますね

2.結婚式でのお礼の基本は「現金」

現金

現金は、お礼として最もポピュラーかつ基本になるものです。

1)お礼にお金を渡すメリット

お礼に現金を渡すメリットは、まず、渡す方も渡される方も荷物にならず、嵩張らないこと。事前準備的にも、最も手軽に渡せるものでもあります。 そして、渡された方が好きなことに使えるという大きなメリットがあります。

2)渡すお金の金額相場は?

結婚式で受付を頼んだ人にお渡しするお礼の金額は、3,000円と5,000円が多い傾向にありますが、結婚式の規模によっては1万円以上の金額も珍しくありません
会場の規模が大きく、対応するゲストの人数が多い場合は、お渡しする金額にも配慮した方がよいでしょう。
そしてもう一つ、お渡しする金額で気を付ける点は、奇数のお金であることです
ご祝儀と同様に縁起を担ぎ、結婚式では割り切れる数字である偶数は使用しないようにしましょう。

3)金額以外にお金で注意する点は?

用意するお金は、新札がマナーです。前もって金融機関(銀行など)で用意しておきましょう。また、お札の種類としては偶数券である二千円札を使用しないようにしましょう。

4)「いつ、どこで、誰が」渡したらいい?

受付のお礼は、当日にお渡しする場合と後日にお渡しする場合がありますが、現金をお渡しするなら、基本的に当日が推奨されます
お礼をお渡しするタイミングは、受付の業務が終わった後にお渡しするのが一般的。
お渡しを担当するのは当日忙しい新郎新婦ではなく、基本的に両家のご両親からお渡しします
何かしらの事情があって後日お渡しすることになる場合は、受付業務が始まる前のタイミングで「後日改めてお礼をさせていただきます」とお声がけしておくとよいでしょう。

5)お礼のお金を渡すときの袋の種類や表書きは?

現金をお渡しするといっても、お金をそのままでお渡しするのは失礼にあたります。1万円以上ならご祝儀袋、それ以下の金額ならポチ袋に入れてお渡しします。

ポチ袋を使用する際のルール

  1. お札の表が上にくるように、三つ折りにして入れる
  2. ポチ袋に印刷されている水引きは「結び切り」か「あわじ結び」のものを使用する
  3. 表書きには、「御礼」もしくは「お礼」とのみ書く

参考例

結び切り
女性のイラスト

それぞれの水切りには意味がありますよ。

「結び切り」・・固く結ばれ、解くのがむずかしい
「あわじ結び」・・両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれる

結婚祝いにふさわしいのがわかりますね!

6)感謝の手紙やメッセージカードをそえる

お礼のお金を渡す時に、同時に新郎新婦からの手紙やメッセージカードをそえると、感謝の気持ちが相手にしっかりと伝わります。お金と一緒に、事前に用意しておくことをおすすめします。

3.結婚式の受付のお礼を「プレゼント」で渡す場合

プレゼント

結婚式の受付を頼む人は、基本的に新郎新婦と親しい人になるため、「お礼のお金はいらない」と言われてしまう場合があります。
事前にそう言われてしまったり、その可能性が高い場合は、現金でお渡しした場合と同程度のプレゼントでお礼をお渡しするのがよいでしょう。

1)お礼にプレゼントを渡すメリット

現金を遠慮する人にも、気兼ねなく受け取って貰えるというのが一番のメリットです。そして心を込めたプレゼントをお渡しすることで、感謝の気持ちが伝えられます。

2)どんなプレゼントを渡したらいい?

プレゼントの場合も、当日お渡しするのが基本です。そのため、なるべく嵩張らず、重くないものを選ぶといいでしょう。
渡すタイミングは現金の場合と同様に、受付が終わった後に、両家のご両親やご親族からお渡しします
何らかの事情があって後日にお渡しする場合は、渡すものの大きさよりも相手の好みを優先して選ぶとよいでしょう。また、受付を始める前に「お礼は後日お渡しします」としっかり伝えておきましょう。

3)結婚式の受付のお礼に渡す、おすすめプレゼント

女性のイラスト

結婚式の準備だけでも大忙しな新郎新婦さんは、プレゼント選びに十分な時間がとれないのが現実です。そんな方のために、おすすめのプレゼントをまとめましたのでご紹介します。差し上げる方をイメージしながら、検討してみてくださいね。

男女共通 女性 男性
ギフトカード コスメ・化粧品 シューズケアキット
カタログギフト 美容グッズ ビール券など
スイーツ リラックスグッズ ヘルスケアグッズ

男女共通で渡せるプレゼント

  • ギフトカード
    JCBやVJA、UCといった信販系ギフトカードやクオカードなどは、購入できる商品の幅が広く、便利に使えるため、お礼の品としてよく使用されています。
    他にも、東京ディズニーリゾートギフトカード、スターバックスカード、Amazonギフト券などは、贈り物として比較的定番です。
  • カタログギフト
    カタログに掲載された商品の中から自分が好きなものを選べるカタログギフトは、ギフトカードとはまた違い、見ながら選べるという楽しさがあり、贈り物としても人気です。
  • スイーツ
    有名店のスイーツも、お礼の品としてやはり定番。比較的日持ちがして、かつ外気温に左右されない焼き菓子系などの商品がおすすめです。

女性に喜ばれるプレゼント

  • コスメ・化粧品
    コスメや化粧品はご贔屓ブランドがある人が多くいますが、例えばハンドクリームやバスソルトなどは、いくつあっても困らないもの。
    また、有名ブランドのギフトセットなども、贈られた人がいろいろ試せるという楽しみがあります。
  • 美容グッズ
    頭皮マッサージャーやヘアケアブラシなどは、コスメ類とは異なり、ご贔屓ブランドなどにも比較的左右されないため、贈りやすいプレゼントです。また、手先が器用な人へのプレゼントなら、セルフジェルネイルキットなども喜ばれます。
  • リラックスグッズ
    くつろぎの空間を演出するアロマライトとエッセンシャルオイルのセットや、アロマディフューザーなどの香りのリラックスグッズは、美しい商品も多く、目にも楽しい人気のアイテムです。

男性に喜ばれるプレゼント

  • シューズケアキット
    革靴を履く男性なら誰しも喜ぶのが、靴クリーナー・靴クリーム・シューズブラシ・ポリッシュクロスなどの靴磨きグッズがセットになった、シューズケアキットです。
    人気ブランドの商品も比較的価格が手ごろで、プレゼントに最適です。
  • ビール券など
    お酒を飲まれる男性、特にビールが好きな男性なら、コンビニなどでも使えるビール券はとても喜ばれます。ちなみにウィスキーなどの蒸留酒派なら、名前を入れたスキットルを贈るのもお洒落です。
  • ヘルスケアグッズ
    コリをほぐすマッサージクッションや、ネックマッサージャー、目の疲れをほぐすホットアイマスクなどは、小型で手軽な商品も多く、仕事で疲れた時などに役立つため、人気のプレゼントグッズです。

4)感謝の手紙やメッセージカードも忘れずに

お礼のプレゼントを渡す時も、現金の時と同様に、新郎新婦からの手紙やメッセージカードを添えることをおすすめします。
結婚式の受付という大切な役割を引き受けてくれた人に、感謝の気持ちを伝えましょう

まとめ

  • 結婚式の受付を担当してくれた人へのお礼は、現金もしくはプレゼント。
  • 金額の相場は3,000円、5,000円。規模によっては1万円以上。
  • 渡す金額は奇数。新札を用意し、5,000円以下ならポチ袋に三つ折りで入れ、1万円以上はご祝儀袋を使用する。
  • ポチ袋やご祝儀袋の水引きは「結び切り」か「あわじ結び」。
  • 渡す人は両家のご両親。受付を始める前に、新郎新婦からの手紙やメッセージカードを添えて渡す。
  • プレゼントの場合も、価格帯は現金と同程度。渡す人、渡すタイミングも現金と同様。新郎新婦からの手紙やメッセージカードも添える。
この記事を書いた人

1973年1月30日生まれ。愛知県出身。妻1人、娘3人。 「良い物作れば、金は後から付いてくる」「笑っていればなんとかなる」「死ぬまで勉強」そんな思いで楽しくやってます。

重徳 明彦