【お悩み解決】結婚式の招待客の人数!先輩たちはこうやって決めていた
結婚式の招待客の人数を決める時、「何人くらい招待したらいいの?」「両家のバランスはどうしよう…」と、みなさん頭を悩ませるのではないでしょうか?なかには、人数を決める時にパートナーやお互いの両親ともめたり…なんてことも。
今回のコラムでは、先輩花嫁さん達のお悩みの声をもとに、「招待客の人数の決め方」や「よくあるお悩み」の解決法をご紹介します。
自分たちの思い描く結婚式を晴れやかな気持ちで迎えるためにも是非知っておいてくださいね。
そろそろ結婚式の準備を始めないとなぁ…。
そういえばこの間、帰省してきた姉が「私が結婚する時は、招待客を決めるのに本当に苦労したんだから…。」って言ってたから私はちゃんとリサーチしなくちゃ!
同じように苦労された先輩花嫁さんは、実はたくさんいらっしゃるんです。
今回はそんな先輩花嫁さんの声から、結婚式の招待客の人数をスムーズに決めるヒントを見つけていきましょう!
目次
1.どんなことで悩んでいた?よくあるリアルなお悩み&解決策をご紹介!
実際に結婚式を挙げた先輩花嫁さん達は、どんなことで悩んでいたのでしょうか?まずはリアルなお悩みと解決策をご紹介します
- パートナーや両親と意見が合わない
- 両家の人数差が大きすぎる
- 知らない間に招待客が増えていた
お悩み1:パートナーや両親と意見が合わない!
アットホームな式をしたい私と、盛大な式をしたいパートナーとで意見が対立していて話が前に進みません。
解決するには?
話が進まないと「もう、結婚式をやめてしまおうか…」とまで思ってしまいますよね。
お互い「絶対に譲れない!」とただ感情的に張り合っていると、ふたりの関係にヒビが入ってしまう事態に陥るかもしれません。「なぜ譲れないのか」「その理由の根底にはどんな気持ちがあるのか」というところまで、気持ちを深掘りしていく必要があります。
まずはお互いに、希望する規模感や雰囲気を確認しましょう。さらにトレンドもチェックすることで、自分たちの優先順位や方向性を考えられると良いですね。
「式はアットホームにして、二次会は盛大にしよう」
「式は盛大にして、親族だけの食事会をしよう」
「今回は、費用を多めに出してくれる相手を立てよう」など譲り合える部分がないかも探してみましょう。
どうしても感情的になってしまう場合は、中立的な立場で話を聞いてくれる人を交えて話しをしてみるといいかもしれませんね。
お悩み2:両家の人数差が大きすぎる!
親族と親しい友人だけ式をする時に、パートナーの招待客は10人に届かず私の方の招待客は30人を超えそうです。こんなに人数の差があるのはおかしいでしょうか
解決するには?
お互いが育ってきた環境が違いますので、親族や親しい友人の数に差があることは珍しいことではありません。人数差が大きくなっても「この人にお祝いしてもらいたい」「これからもお付き合いを大事にしたい」と思える人達を考え抜き、話し合ったうえでの人数差であれば問題もないでしょう。地域による考え方の違いもあるので、両家のバランスを話し合う時には両親の意向も確認しておくと後々のトラブルを避けられます。
人数の差が大きくなった場合は、招待する人数が多い方が費用を多めに負担したり、当日の席次やテーブルのレイアウトをバランスよく配置するなどの配慮も忘れずに行いましょう。
人数合わせの為に、そんなに親しくない人を呼ぶのはやめましょう。呼ばれた方も勘付いてしまうものです。
※どうしても増やしたい時は、友人代行サービスを検討する方法もあります。
お悩み3:知らない間に招待客が増えていた!
こちらに相談もなく、両親やパートナーが招待客の人数を増やしていて対応に困りました
解決するには?
こちらは、あわや会場のキャンセルにもなりかねないケースですね。しっかり話をして決めたはずなのに…と肩を落としてしまいそうです。そうならないために、パートナーとは事前に下記の決め事をしておき、お互いの両親へも伝えておきましょう。
・招待客を増やすのは〇〇日まで。それ以降はきっぱり断る
・参加したいと言われても、その場では返事をしない
人数が増えると会場を変更する必要や、キャンセル料などの費用が発生することも共有が必要です。
キャンセル料については、こちらのコラムも参考にお話されると説得力が増しますよ。
>思わぬ事情で結婚式がキャンセルに!?キャンセル料や手順について解説します
「信じられない!」と否定することは簡単ですが、なぜそう考えたのか?を聞き、お互いが譲り合えることはないか?調整は可能かなどをしっかり話し合えるといいですね。
リアルなお悩みと解決法がわかったところで、ここからは解決に役立つ知識をご紹介します。
2. 何人呼んだ?招待客の平均人数や両家のバランスを知ろう!
ブライダル総研が毎年行っている調査の最新版「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、結婚式に招待している人数の全国平均は43.2人(全国推計値)でした。
全国平均が60~70人だった2020年調査以前(コロナの影響を受ける前)の招待客の人数にはまだ届いていませんが、今年に入り社会的な制限は緩和されつつあり、招待客の人数はさらに回復していくと予想されています。
人数ごとの割合は下記のグラフをご覧ください。
画像:「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」の資料を元に図を作成
グラフだけではどんな雰囲気の式なのかわかりづらい方のために、人数や招待客の内訳による雰囲気もまとめました。
人数や内訳による雰囲気の違い
【30人未満】
30人未満の招待客の場合、親族のみを招待した結婚式が多いです。
アットホームな雰囲気で、お互いがリラックスしながらおしゃべりや食事を楽しめます。凝った演出を行ったり、招待したゲスト一人ひとりに、今までお世話になった感謝をしっかり伝えられるお式に。ホテルや結婚式場などのレストランを利用するカップルが多いです。
【30~50人】
招待客が30~50人の場合、親族や親しい間柄の友人を招いた結婚式が多いです。
ゲストとの距離が近いので丁寧なおもてなしができ、凝った演出も可能です。カジュアルな雰囲気で参加者みんなが楽しめるお式に。
レストランや小さなゲストハウスの他、50人を超えてくると結婚式場を利用するカップルが増えてきます。
【60~70人】
招待客が60~70人の場合、親しい友人や、職場関係の人達を招くことができる結婚式が多いです。
結婚式と聞いてイメージする一般的な規模のお式。対応する会場が見つけやすく自分たちの希望が叶えやすいというメリットも。招待したゲストを見渡すことができる程よい距離感で行えるのも特徴です。友人を多く呼ぶか、職場関係の人達を多く呼ぶかで雰囲気が変わります。
【100人以上】
招待客が100人以上の場合、自分たちが付き合いのあるゲスト全員を招待する結婚式が多いです。
披露宴のみで二次会は行わない場合が多いようです。人数が多い分とても盛大で、華やかな雰囲気なお式に。広い披露宴会場をもつホテルや結婚式場・大人数が収容可能なゲストハウスなど対応できる会場が限られるので、早めの会場選びが必要です。
招待客の内訳による雰囲気の違い
親族が多くなると、アットホームな雰囲気に。友人が多いと、カジュアルで賑やかな雰囲気になります。会社関係の方たちが多い場合は、フォーマルで落ち着いた雰囲気です。近年は、親族と友人を同じくらいの割合で招待しているカップルが多い傾向にあります。
以上の情報から、最近のトレンドとして100人を超える「盛大で華やかな式」よりも、10~20人の小規模でアットホームな式や、招待客全員の顔が見渡せる60~70人規模の式が人気であることがうかがえますね。
両家の人数バランスについて
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、近年の両家の内訳は下記のようになっています。※全国推定値
2022年 | 2021年 | 2020年 | |
---|---|---|---|
新郎側が多い | 29.5% | 31.6% | 33.1% |
どちらも同じくらい | 39.1% | 36.7% | 41.5% |
新婦側が多い | 27.2% | 26.2% | 19.5% |
引用:「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」の資料を元に表を作成
いずれも両家が同程度の割合が多く、続いて新郎側が多い傾向となっています。
ひと昔前までは、もし両家の人数差ができた際は「新郎を立てる」という意味で新郎側を多く…と言われていましたが、現在はそこまで気にする必要はなくなってきました。しかし、地域や土地柄でそういった慣例が残っている家庭もあります。両家の人数バランスを調整する時は、お互いの両親へ慣例の有無を確認しておきましょう。
相手から「そんなの気にしない家だよ」と聞いていても、いざ人数を決める段階で、親から「待った」が入ることもあります。おふたりの式とはいえ、お互いの両親も交えてしっかり確認してくださいね。
3.招待客の人数はいつ決めた?みんなが決めたのはこのタイミング!
招待客を決めるタイミングは大きくわけて3つです。
- 会場を見学する前
- 会場見学している途中
- 会場が決定した後
1)会場を見学する前
会場を見学する前のタイミングで人数を決めるカップルがほとんど。
おおよその人数を把握してから会場を絞ったり、会場見学の際に人数がわかっていないと仮予約が取りづらいことから、見学前に決めるカップルが多いようです。
2)会場見学をしている途中
会場を見学する前のタイミングで人数を決めるカップルがほとんど。
続いて多いのは、会場見学をしている途中に決めるパターン。
このタイミングで決めるカップルは、見学中に理想の会場に出会い、その会場に合わせて招待する人数を決めている傾向があります。
3)会場が決定した後
少数派ではありますが、会場が決定した後に決めるカップルも。早めの決定が難しくおおまかな人数を決めておいて、会場が決まった後に最終調整をする方法が多いようです。
4.招待客はどうやって決めるの?タイプ別にご紹介!
招待客の人数の決め方は、おおまかに分けて4つのタイプがあります。
タイプ1/理想の雰囲気やイメージがある方
「アットホームでゲストと距離が近い雰囲気にしたい」「こった演出がしたい」「盛大に華やかな式にしたい」など、ふたりがイメージする雰囲気があれば、人数や内訳ごとの雰囲気に合わせて人数を絞り込むことができます。ふたりで話し合いながらより細かな雰囲気がイメージできれば、会場選びにも役立ちます。
タイプ2/式をあげたい会場が決まっている方
式をあげたい会場が決まっていたら、その会場の収容人数に合わせて人数を決めていきましょう。最大人数いっぱいに招待するよりも余裕をもった人数を招待することで、ゆとりのある空間にすることが可能です。
タイプ3/呼びたい人数を全員呼びたい方
お互いが呼びたい人をリストアップしていき、その合計を招待人数にする方法です。人数に合わせた会場を探す必要があり、招待する人数も大人数になるので早めに決めましょう。
タイプ4/式にかける費用が決まっている方
あらかじめ予算が決まっている場合は、予算と照らし合わせながら招待する人数を決めていく方法もあります。人数と共に変動する費用と、固定される費用があるので、見学した会場のプランナーさんに確認し、予算に収まるよう人数を決めていきましょう。
費用については、こちらのコラムも参考にしてください。
>結婚式の費用の平均は?気になる結婚式のお金事情を大公開!
5.人数が決まったら、実際に招待するゲストをリストアップしよう!
人数が決まったら、招待客のリストアップしましょう!手順は以下の通りです。
1)呼びたい人全員をピックアップする
まずは、結婚式に呼びたい全員を書き出しましょう。
この時に「親族」「友人」「会社関係」とカテゴリごとにわけてピックアップしていきます。
2)優先順位を決める
「主賓」「招待するべき人」「招待したい人」「可能であれば招待したい人」と優先順位を決め振り分けていきます。
3)決めた人数を基準にして調整していく
会場の収容人数や予算にあわせて微調整していきましょう。人数や予算がオーバーした場合は「可能であれば招待したい人」から調整し招待する人を絞り込みます。
調整する時に注意したい事
- 親族
自分達は現在交流がなくても、両親にとっては大変お世話になった親族かもしれません。招待する人を決める時は、両親の意見も聞いておきましょう。優先順位を決める段階で、どの範囲まで呼ぶのかを話し合っておくといいでしょう。 - 友人
優先順位を決める際の「基準」をふたりで話し合い、揃えておきましょう。 - 会社関係者
職場で角が立たないのは、どの範囲かを明確にしておきましょう。結婚式を挙げた同僚に話を聞いておくのもいいですね。
まとめ
先輩花嫁さんのお悩みから、招待客の人数を決める時に必要な知識や決め方をご紹介しました。両親も含めたお互いの価値観や気持ちをしっかり聞き、話し合うことが大切だということが見えてきましたね。結婚式はひとりでは挙げられません。ふたりで晴れやかな気持ちで結婚式が迎えられるように、パートナーとしっかり話し合う時間を設け、招待するゲストを決めていきましょう。
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