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公開日:2023.12.1   更新日:2023.12.1

結婚式の準備期間はどのくらい?使えるスケジュールサンプル表も公開しています。

結婚式は一大プロジェクト。いつから準備を始めればよいのでしょうか。
何となく始めてしまうと、準備が進むにつれて思いのほか調整事や作業が多いことに気づき、結局やりたい事が出来ずに後悔の嵐、、、というような事は実はよくあるケースです。
そんなことにならないように、これからご紹介する手順を踏みながらしっかり準備をすることをおススメします。

目次

1.先ずは会場を決める

結婚式場の予約は6か月前くらいでも間に合うといわれていますが、人気の式場は10〜12か月前に予約が埋まってしまうことも。式場の検討は1〜2か月くらいかけてしっかり吟味すると良いでしょう。
つまり、結婚式準備の最初にする会場決めは1年前から始めることが望ましい、ということになります。

会場を決める要素として重要なことを挙げます

1.エリア決めと挙式スタイルのイメージつくり

生まれ育った地元、今居住している場所、リゾート地、海外など、エリアを決めていきます。どんな挙式スタイルにしたいか、何の衣裳を着たいかのイメージ作りもここで行います。
招待するゲストの人数を見積もっておき、優先的に招きたい家族や友人の意向も交えながら検討するのが良いでしょう。

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2.会場の情報収集

オンラインの結婚情報サイトや、リアルのブライダルフェアなどに参加しながら決めていきます。
招待する人数も凡そ見積もっておきながら会場情報と照らし合わせていき、候補を絞っていきます。

3.大まかな招待人数や結婚式の日程候補を決めた上で会場見学

候補の会場を見つけたら見学に行きます。
1〜3箇所見学する方が多いといわれていますが、人気の会場は見学予約もなかなかとれない場合がありますので早めに手配をしましょう。

会場では大抵は収容人数の上限が決まっています。ざっくりとした人数を会場の担当者に伝えられるように見積もっておきましょう

会場の雰囲気だけでなく、ドレスやギフト、ムービーの持ち込みが可能か、持ち込み不可や持ち込み料の条件なのか、または家族や友人に車いすなどの補助が必要な方がいる場合は会場が対応可能かなどのハード面も確認して総合的に判断することが重要です。

見学の際に仮予約をして帰ることもできます。会場見学の時は、具体的な日程候補までイメージして臨むと良いでしょう

2.衣裳を決める

白無垢、打ち掛け、ウェディングドレス、二次会衣裳まで、会場が決まると衣裳を具体的に決めていきます。

会場の担当者のアドバイスも聞きながら、式に相応しい一着を選びます。
ドレスのフルオーダーの場合は制作に3〜6か月、セミオーダーの場合は1〜3か月が目安です
打ち合わせの時間を考えるともう1か月余裕をみると良いでしょう。

ウエディングドレスのスタイルはSNSで情報収集する方が圧倒的に多いようですが、見た目や雰囲気だけで選ぶのはおすすめできません。会場、挙式のコンセプト、そして新婦の個性に合わせて選びましょう。

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オーダーウェディングドレスのスケジュール

お店によって、またはドレスのタイプによって異なりますが、以下のようなスケジュールが目安となります。

フルオーダーウェディングドレスのスケジュール例

6か月前 デザイン選び
5か月前 生地、素材の決定
     採寸 ※ここでインナーも決定します
3か月前 仮縫い 試着
1か月前 最終確認 フィッティング
1週間前 指定場所に納品

3.二次会会場を決める

結婚式の二次会会場は6か月前を目途に会場を決定していきます。
多くの場合は新郎新婦の親しいご友人が仕切ってくれているようです。
目ぼしい方がいれば1か月前、つまり挙式の7か月前に二次会についてご友人に相談すると余裕を持って引き受けてもらえるでしょう。

4.余興や演出の企画や制作

余興や演出をご友人やご家族へ依頼するのは3か月前にすると良いでしょう。
余興の練習など準備自体は1か月前からの着手で間に合いますが、余興の内容が盛りだくさんになったり機材が必要な場合は、早めに会場の担当者に相談しておくことをおススメします。

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5.式の進行や料理、ギフトを決める

挙式の3か月前になると、いよいよ式の進行に関わるさまざまなことを決めていきます

結婚式の3か月前から始まる具体的な決めごとの例

・会場で出すお料理や飲み物
・引き出物ギフト
・司会者
・カメラマン
・祝辞スピーチ
・招待状の制作
・挙式ムービーの発注

お料理のメニュー表や席札を自作する方は、3か月よりも少し早めに決定して、制作に着手することをお勧めします。

今や結婚式の目玉余興ともいえる挙式ムービーも、オープニングムービー、プロフィールムービー、エンドロールムービー、再入場ムービー、、、など沢山の種類があるのはご存じですか?
ムービーの制作も早めに企画して準備しておくことをおすすめします。

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ムービーの【オリジナル制作】いくらかかるの??【ぶっちゃけ】

ギフトの決め方

実用性の高いもの、重くなく持ち帰りやすいもの、相手によってギフトの内容を変える、など考え方はさまざまです。
最近は持ち帰りが楽で自由に選べるカタログギフトが一番人気です。
ただし、会場によってはギフトが指定されている場合もありますので確認が必要です。

招待状は新しいゲストカードスタイルも急増中

ゲストへの案内状は3か月前から制作し、2か月前に発送、1か月前に返信をもらうのが理想的です。
最近の傾向として、「ゲストカード」方式が多く採用されはじめています。招待状を送付する際にこのカードを同封し、名前・住所・メッセージを記入したものを当日受付で渡してもらうことで、芳名帳の代わりになります。
受付時に芳名をする手間が省けるのと、コロナ禍で対面作業を極力減らす目的で採用する方が増えてきました。

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いうまでもありませんが、ゲストへは突然招待状が届くということのないように、あらかじめ挙式のご案内をしておきましょう。
6か月前にはご挨拶を兼ねてご案内をしておくとスムーズです。

遠方の方や妊娠中あるいは子連れの方への配慮も忘れずに

遠方の方には新幹線チケットを手配したり、「御車料」として招待状に同封する気遣いがあると素敵です。
場合によってはホテルの手配をしてあげる方もいるようです。
ゲストに妊娠中や授乳中の方がいる場合は、休憩室の確保もしておきましょう。

受付の担当を決める

1か月前になったら受付をしてくれる人を決めて依頼をしておきます
きっと二人の門出のためにと快く引き受けてくれるでしょう。
お祝いの一環で引き受けるのでお金の御礼は無用といわれることがほとんどですが、感謝の気持ちを表すささやかな御礼が出来るとよいですね。

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6.花嫁支度

式の手配を一通り終えた頃に、今度はご自身の支度を始めましょう。
ご自身の準備期間をしっかりとるためにも、手配関連は早めに済ませておくとよいですよ

ブライダルエステ

挙式前に美容ケアを受ける方が全体の9割を占めるというデータもあるようで、ほとんどの方がブライダルエステを実施しています。
見た目の変化だけでなく、エステを受けたという安心感を求める方もいます。
ブライダル向けのエステプランは、2〜3か月前からスタートするものが多いので、ご自身のスケジュールと調整して受けると良いでしょう。
意外と見落としがちなのは「歯」のケアです。一生に残る記念写真には美しい白い歯が欠かせません。ホワイトニングはとてもおススメです。

ブーケやブートニア選び 花嫁の父にも♪

ドレスだけでなく会場のインテリアやお花が決まってきたら、ブーケ、ブートニアも決めていきます。
会場の演出によっては、2,3種類のブーケを用意する方も。
ブーケトスをする場合、保存しておきたい場合など含めて、相応しいものを選びます。
新郎のブートニアを用意するのは勿論のことですが、花嫁のお父様にもブートニアを用意するとバージンロードで映えますよ。お父様も喜ばれる事でしょう。
リングボーイ、フラワーガールがいる場合は可愛らしいお花で飾りを作ってあげると素敵です。

ヘアメイクリハーサルは余裕をもって予約

ヘアメイクのリハーサルは1か月前〜2週間前が目安といわれています。
早すぎず、遅すぎずのタイミングが望ましいですが、予約だけは前もってしておきましょう。
どのようなドレスや小物を用意しているのか、画像でヘアメイクさんに伝えながらリハーサルを行うと良いでしょう。

7.最後の1週間前は当日の立ち振る舞いやお手紙に時間を割こう

結婚式でお二人は主役でありホストです。二人の立ち振る舞いが結婚式の印象を大きく左右します。

当日は少し早めに入り、親族への挨拶をします。どのような挨拶をするかイメージしておくと良いでしょう。
花嫁のエスコートの所作も予め打ち合わせしておくことをおすすめします。
ご両親への感謝の気持ちを表す手紙は、いよいよ挙式という気持ちが高まった1週間前の時期に書くと感動的な文章に仕上がりますよ

最後の1週間前には一通りの準備を終えて、体調を整えて余裕を持てると理想です。
前日徹夜で手紙を書くなどして、真っ赤な目で登場することのないようにしてくださいね。

8.結婚式の準備スケジュール表を作ろう

ここまでスケジュールの目安をご案内しましたが、挙式スタイルや内容で大きく変わることもあります。
以下の表を参考に、ご自身でスケジュールを作ってみてはいかがでしょうか。
実際のご自身の準備内容に合わせて書き換えてご利用ください。Excelで編集できます。

準備スケジュール表

PDFダウンロード▼

Excelダウンロード▼

9.結婚式準備の心構え

結婚式は一大プロジェクトだけに、上手くいかないこともしばしばあります。
予算が大幅に合わない、パートナーの考え方と合わない、ゲストの選定に手間取る、仕事が多忙でなかなか上手く進まない、、、などつまづくこともあるかもしれません。
先ずはこの結婚式という機会を得られたことに感謝して、多少のつまづきや希望通りにいかないことがあって当たり前、くらいに余裕を持って臨むと良いでしょう。
豪華な演出も良いですが、何よりゲストは新郎新婦の幸せそうな姿やゲストへの心遣いに感動するはずです。
そしてこの大きなイベントを二人で乗り越えた先には、パートナーとの絆、更には互いの親との絆も深まる素敵な未来が待っていることでしょう。

まとめ

1年前から始まる結婚式の準備は、全て挙式一日のためにあります。
お二人のお人柄がにじみ出るような素敵な結婚式を計画してしっかり準備をしていただき、当日はとびきりの笑顔でゲストの皆様と幸せな時間を過ごせることを願っています。

この記事を書いた人

1973年1月30日生まれ。愛知県出身。妻1人、娘3人。 「良い物作れば、金は後から付いてくる」「笑っていればなんとかなる」「死ぬまで勉強」そんな思いで楽しくやってます。

重徳 明彦